未来の巨匠

街の巨匠の店舗で下働きしている見習い料理人(未来の巨匠)が登場し、その下働きの過酷さを紹介するVTRが流れ、ナレーター武田広の「頑張れ○○くん(女性の場合は「○○さん」)、巨匠と呼ばれるその日まで」の一言でVTR終了。その後スタジオにカメラが切り替わり、ゲストが未来の巨匠に激励の言葉をかける。
2008年2月16日の藤井フミヤ藤井尚之(F-BLOOD)は、激励の言葉と共に、初めて拍手を贈った。そのため、VTR終了時の切り替わりが通常と異なるものとなった。
調理が終わると、締めとして堺が「○○(料理名)の完成でーす!」と絶叫する。その後、料理の映像のバックに「堺作、○○(料理名)、△△(ビールなどの飲み物)とともに」のナレーションが入り、堺・進行アナ・ゲストが「いただきます」と言う(小林麻耶時代の中期以降)。2010年5月頃にエンディング部分が廃止されてからは、VTRで完成までの手順を紹介した後で「○○(料理名)に乾杯」のナレーションとともに、街の巨匠たちが調理する様子をフラッシュで紹介。そして「今夜は○○(料理名)を△△(ビールなどの飲み物)とともに」のナレーションの後で、街の巨匠たちが調理した料理と飲み物がそれぞれセットされた映像で締めくくられる。また堺が調理した料理の映像のバックのナレーションはなくなり、堺・進行アナ・ゲストが「いただきます」と言うだけになった。
番組最後にゲストとともに調理した料理を試食するが、オムライス等の出演者が個別に作った料理は堺がゲストの料理、ゲストが堺の料理、アシスタントは自分で作った料理を試食する。感想等を聞いた後、ゲストが自分の感覚で料理の出来ばえを星の数により発表する。通常は全体的な料理の評価であるが、オムライス等の出演者が個別に作った料理に関しては堺が作った料理の評価をする。この評価方法が番組の特徴であり、当時の「料理番組は料理をおいしく、おいしそうに作らなければならない」という既成概念を覆した。発表の際、堺が「いただきました。星○○です!」と絶叫する。堺がゲストのコメントをそのまま真似て星の数を言うこともある。
評価は星0から3まで0.5刻みの7段階ある。星0のときは「無星(むぼし)」もしくは「星ゼロ」といい、効果音はカラスの鳴き声。星0.5の時はチーンという音。星1から2.5の時はそれ相応のコントラバスの音。星3の時にはファンファーレが鳴る。星1.5、2.5の場合はそれぞれ「星1つ半」、「星2つ半」と言う。
初の無星(当時は「星なし」)は、肉まん、ゲストは研ナオコ、理由は「味がない」。調味料の量を誤り、味がついていなかった。
「星2.5」と言う結果が多いが、基準は厳格なものではなく、2005年6月25日の上海風焼きそばで星2.5を与えたキングコング梶原雄太の「人間失敗がないというのはいけない」、2008年2月23日のオムライスで星1.5を与えた熊川哲也の「星3つ付けない」と言う理由。また、2008年8月30日の冷やし担々麺で星2.5を与えたはるな愛は、ニューハーフであるため、「ハーフ(1/2=0.5)がつけたくて星3つを与えなかった。星3.5が有れば与えた」と言った。一方で2006年6月17日の堀北真希は「星3つが見たかった」という理由で、7月15日の橋爪功は「(豚生姜焼きを)期待していなかった」との理由でそれぞれ星3つを与えている。
試食後のエンディングでは、当初は堺と雨宮がその日の反省をしつつ、来週のゲストや作る料理についてバーで飲みながら話した。アシスタントが外山に交代すると、堺の扮する「申し訳ないおじさん」コントになり、木村に交代して以降は、ゲストとアシスタントがバーでサントリー酒類などを飲んでいる最中に、堺がゲストに関係する人と携帯電話で話した後(携帯電話は見本で、話す演技をしている)、電話をゲストに渡しアドリブで芝居をさせるミニコントとなった[4]。2010年5月頃にこのエンディング部分は廃止され、ゲストの評価後のトーク中にスタッフロールと提供クレジットを流すのみとなった。