エルマー・デセンス

1996年にピッツバーグ・パイレーツでメジャーデビューを果たすと、1998年に中継ぎを中心として43試合に登板。翌年シーズン途中に日本の読売ジャイアンツに入団。しかし期待にこたえることができず、未勝利のまま退団。
2000年にシンシナティ・レッズでメジャーに復帰後、2年連続二桁勝利を挙げるなど活躍する。
アリゾナダイヤモンドバックスへ移籍した2003年は、序盤戦にエースのランディ・ジョンソンカート・シリングを怪我で欠く中、チーム最多の30先発を記録するなど、当時新人だったブランドン・ウェブやミゲル・バティスタらと共に苦しい先発ローテーションを支えた。しかし、7回まで投げたのはわずか4試合だった。また、対戦相手の4番打者は被打率.195とほぼ完璧に抑え込んだのに対し、8番打者には被打率.391と打ち込まれた。
2006年はワールド・ベースボール・クラシックのメキシコ代表に選出。
2009年は2006年に続いてワールド・ベースボール・クラシックのメキシコ代表に選出。2月にニューヨーク・メッツマイナー契約。シーズン途中にメジャー昇格を果たしたものの、7月30日に戦力外となった。しかしジョン・ニースが故障したことにより、8月6日に再びメッツとメジャー契約を結んだ。